※こちらのフェアは現在終了しておりますが
全てのタイトル、店頭で公開したPOPをこちらでご紹介しております!
2003年4月、私たちは大学を卒業して、胸を高鳴らせながら、梅田本店あるいは新宿本店にて入社研修を受けていました。卒業後の勤務先に【紀伊國屋書店】を選んだのです。
同期は1979~1981年生まれの者が中心となっております。1980年生まれは松坂世代といわれ、思春期だった1995年1月に阪神・淡路大震災、同年3月地下鉄サリン事件を経験。そして2001年9月には米国同時多発テロを体験しています。
エンタメとしては、音楽業界では、1989年「Mr.Children」が「EVERYTHING」でデビュー、そして1990年代に入ると「TRF」、「篠原涼子」、「安室奈美恵」、「globe」他、小室哲哉がプロデュースした「小室ファミリー」が音楽業界を席巻し、1997年には「モーニング娘。」、1998年には「浜崎あゆみ」が19歳でデビュー、2001年「EXILE」が活動をスタートしています。
TVドラマでは1991年に「東京ラブストーリー」(坂本裕二脚本)、「101回目のプロポーズ」(野島伸司脚本)、1994年に「古畑任三郎」(三谷幸喜脚本)、1996年に「ロングバケーション」(北川悦吏子脚本)などヒット作品も生まれていました。
コミック、アニメでは「スラムダンク」が1990年より連載スタート、1993年に「セーラームーン」、アニメとしては1990年より「ちびまる子ちゃん」(「りぼん」連載は1986年より)、1995年より「エヴァンゲリオン」がスタートするなど、今でも話題の作品が連載、あるいは放映をスタートしていました。
さてそんな私たちはどのような本を読んできたのでしょうか。
せっかくなので、私たちの読んできたタイトルをご紹介したいと思います。
「幼少期」-「小学・中学生」-「高校生」-「大学生」-「社会人」
の各タイミングにて思い出に残る1冊をご紹介致します。お客様の好みに合ったタイトルが見つかれば幸いです。
それでは、どうぞよろしくお願い致します。
紀伊國屋書店20年勤務スタッフ有志一同
紀伊國屋書店 新宿本店 2階BOOK SALONで2024年4月下旬まで開催していたブックフェア「いまさら #名刺代わりの5冊」をご紹介いたします!
紀伊國屋書店20年勤務スタッフによるこちらのフェア。2003年入社のスタッフ(1980年前後生まれ)が今まで読んできた書籍を「幼少」、「小中学生」、「高校生」、「大学生」、「社会人」の5つの期に分けてご紹介しております。皆様の思い出に残る1冊はありますでしょうか。
当時の様子がうかがえる、笑いあり涙ありのスタッフおすすめコメントは読みごたえ抜群です!
💬 コメントの一部をご紹介します
すべてのコメントはこちらからお読みいただけます。
幼少期
1982年刊行らしいので、おそらく6才上の兄ではなく私に買い与えられた初めての本です。
何回も読んだその頃は、頑張ったらお風呂から動物たちが出てくるものと思っていました。あれから40年。娘にこの本を買いました。
天王寺ミオ店 M
小・中学生
不真面目だけどデキる奴だと思われたい…という気持ちから「授業中にナウシカを読む」という謎行動を取っていた中学時代。
狙い通りにマウントを取れていたかは不明ですが、今も昔もナウシカが最高なのは間違いないです。
デジタル情報営業部 Y
大学生
今は村上春樹訳ですが、自分は大学時代に野崎孝訳で読みました。
「チキショウメ、この世にはきれいなものがありやがるわい」過敏になった心にしみこむ、グラース家の兄と妹の会話と風景は読んでいると時々まぶしい光が見えるような錯覚を起こします。何度でも心を救ってくれる一冊です。
新宿本店 H
社会人
書店員歴が長くなるとデビュー作をデビューの時にリアルタイムで読んではまって、そのあとずっと応援する、ということも多くなりました。そんな中でも青崎先生は、本当に作品が出るたび、必ず買って、必ずキノベスや本屋大賞で「推す」作家さんです。良さを語るには、このPOPにはおさまりません。新宿本店 I・A
代表者より
新宿本店に同期が集まってきており、また各地にも結構残っているスタッフがいるので、せっかくならフェアをやってみようという話になりました。昨年考えていたのですが、今年スタートしたので、21年目になってしまいましたね。
スタンダードな本も多いけれど、紀伊國屋書店のスタッフがどんな本を読んできたかを眺めるのも一興です。
お客様の好みにあった本があれば幸いです。
*おすすめコメントは本の表紙をクリックするとご覧いただけます。